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White Road

マサチューセッツ州ケンブリッジに住む理系院生の日記

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Long division

大学 留学

今日もTAについて。先週「チャールズ川の水質測定」が終わったのだけど、少し興味深いことがあったので記事にしてみる。

最終日にQuiz(20分)の試験監督をしていると、ある生徒が手を挙げていた。Quizの問題について質問があるらしい。

生徒「どうしてQuizに電卓が必要って言わなかったの?(怒)」

僕「え?」

生徒「電卓がないと計算できない問題がある」

僕「 よく分からないけど、式のまま残しといていいよ(そんな問題あったか…?吸光度のlogとか…?)」

という感じのやり取りを、自分のグループ6人中3人とすることになった。問題を見ても、電卓が必要そうな問題はない。というか、計算問題は一題だけで、吸光度と濃度が与えられて比例定数を求めるという割り算だけ。腑に落ちない…。

しかし後で答案を回収してみると、衝撃の事実が判明。。。こっちの学生は、電卓なしでは2桁÷2桁の割り算ができないらしい。留学生を除く全員の答案が「13/43」で止めてあった。

「アジア人は計算が得意」とよく聞くし、アメリカ人はやたら電卓を使いたがるのは知っていたけど、MITの理系学生でもそうなのか…。実際調べてみても「筆算」に対応する英語が見当たらない。「筆算」のwikipediaで英語版に行くと「Long division」というページに飛ばされた。長い割り算…笑

そういえば、(本当の話なのかは知らないけど)ノイマンの逸話で「水爆の効率計算の速度を競って、フェルミは大型計算尺ファインマンは卓上計算機、ノイマンは手計算で、ノイマンが一番早かった」みたいな天才エピソードがあるじゃないですか。この話のメインじゃないから全く気にしてなかったけど、ファインマンってアメリカ人ですね。

ということで、「計算速い!頭いいね!」とかアメリカ人に褒められても、あまり喜んではいけないようです。。。笑