White Road

マサチューセッツ州ケンブリッジに住む理系院生の日記

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一時帰国

12月前半は課題&試験に追われ、いつの間にか終わっていた…。そして16日からは帰国したので、本当にあっと言う間。

今はもう帰ってきてケンブリッジだけど、帰国は本当に楽しかった!

2週間半日本にいたので、研究室、バイト、サークルの友人には全て会えたし、ちょうど来日していた普段はドイツにいる友人とも遊びに行けたし、家族ともかなり長い時間過ごせた。

帰って実感したのが、まだアメリカでは本当の意味で心を休めることはできないなということ。最初の学期は全てが新鮮であっと言う間に過ぎて行った気がしていたけれど、常に緊張感があったんだと思う。東京の家に帰って、何もせずに何日も過ごしてみて実感した。

一つ想定外だったのは、アメリカに帰ってきた今、帰国の反動でものすごく孤独を感じる…。ネットで調べてみると、一時帰国後にホームシックになるというのは珍しいことではないみたい(時差ボケで体調が若干悪くなることとかも影響するらしい)し、数週間で良くなるらしいんだけど、8月に来て以来一度も感じていなかった感覚なので正直かなり戸惑っている。おそらく、今が授業もTAもない冬休み期間だからというのも理由かもしれない。朝から晩まで研究で、休日も課題とかは特にないので、研究が上手く行かない時に気を紛らわせるものがあまりない。研究もスタートしたばかりの時期で、正直このテーマが成功するかは全然分からない。英語も多少上達したとは思うけれど、ネイティブの日常会話はまだ聞き取れないことも多い。こういう不安があるから、家に帰ったときに話す相手が時々欲しくなる。

ただ、博士課程は楽じゃない、というのは覚悟の上で進んでいるし、日本ではなくアメリカで博士を取るというのも熟考した上で選んだ道。先月、奨学金をもらっている財団の報告書に「予想以上に順調な留学生活」とか書いていたけれど、これから始まる2つ目の学期こそ、自分にとって大きな試練かもしれない。